添付ファイル複数メールの書き方・件名・例文を徹底解説【社内外対応OK】

ビジネスメールで複数のファイルを添付するとき、「件名はどう書けばいい?」「本文でどう伝えれば丁寧?」と迷ったことはありませんか。

本記事では、添付ファイルが複数あるときの正しい書き方やマナーを、具体的な例文とともに解説します。

直接添付・ZIP圧縮・クラウド共有など、状況別のフルバージョン例文を多数掲載。

今日からすぐ使えるテンプレートを参考にすれば、相手にわかりやすく、信頼されるメールが書けるようになります。

「もう迷わない」添付メールの決定版として、ぜひ実務でご活用ください。

添付ファイルを複数送るビジネスメールの基本マナー

複数のファイルをメールに添付する場面は多いですが、送り方ひとつで相手の印象は大きく変わります。

ここでは、ビジネスの現場で信頼されるために押さえておくべき基本マナーを整理します。

なぜ複数添付は注意が必要なのか

ファイルを複数添付する場合、受け取る側の手間や混乱を防ぐ配慮が欠かせません。

特に、ファイル名が曖昧だったり順番がわかりづらいと、確認に時間がかかります。

また、ファイル容量が大きいと送受信に支障が出ることもあります。

相手がすぐ内容を理解できる状態で送ることが、社会人の基本マナーです。

NG例 改善例
資料1.pdf / 資料2.pdf 202601_営業資料_提案書.pdf / 202601_営業資料_見積書.pdf
添付3点送ります 見積書・企画書・契約書の3点を添付いたします

件名・本文で伝えるべき3つの情報

件名と本文には、以下の3点を明確に記載しましょう。

  • 添付ファイルの点数
  • 内容(何のファイルか)
  • 形式(PDF、Excelなど)

これらを明記することで、受け取る側はすぐに目的のファイルを確認できます。

「ファイルが届いているが、どれがどれかわからない」という混乱を防ぐ効果があります。

件名例 本文冒頭例
【資料送付】見積書3点(PDF添付) 以下の3点を添付いたしました。ご確認ください。
1. 見積書_A.pdf(基本プラン)
2. 見積書_B.pdf(オプション付き)
3. 見積書_C.pdf(特別プラン)

容量オーバーを防ぐためのチェックポイント

複数のファイルを送る前に、必ず容量を確認しましょう。

一般的なメールシステムでは、合計25MB前後が上限です。

容量が大きい場合はZIPにまとめるか、共有リンクを活用します。

送信前に「添付ファイルの総容量」と「ファイル名の明確さ」をチェックする習慣をつけましょう。

チェック項目 内容
① ファイル名 内容・日付を入れてわかりやすく
② 容量 25MB以内か確認
③ 拡張子 受信側で開ける形式にする

この基本を守るだけで、あなたのメールはぐっと読みやすく、信頼されるものになります。

「添付する=送る」ではなく、「伝わるように送る」ことが大切です。

メール1通の中に、相手への配慮を込めましょう。

添付ファイル複数メールの件名の書き方

件名は、メールを開いてもらえるかどうかを左右する重要な要素です。

複数ファイルを添付する場合、件名だけで「何を送ったのか」「何点あるのか」がわかるように書くことがポイントです。

受信者に一目で伝わる件名のコツ

件名では、送付内容を具体的に示すことが基本です。

抽象的な言葉よりも、添付した資料名やファイル数を明記すると、受信者が整理しやすくなります。

「誰が」「何を」「どのくらい」送ったのかを一目で伝えるのが理想です。

NG例 改善例
資料送付の件 【資料送付】見積書3点(PDF添付)
ご確認ください 【確認依頼】提案資料・契約書(ZIP添付)
打ち合わせ資料 【打ち合わせ用】議事録および参考資料5点

件名の先頭に「【】」を使うと見やすくなり、受信箱でも目立ちます。

また、ファイル形式(PDF、Excelなど)を加えると、開封前に内容を把握しやすくなります。

社内向け・社外向けの違いと使い分け

社内宛と社外宛では、件名の書き方を少し変えるとより丁寧です。

社内向けは簡潔でOKですが、社外向けは会社名を入れて礼儀正しくするのがマナーです。

宛先 件名例
社内宛 【明日会議】資料3点添付
社外宛 【株式会社ABC】見積書・提案書(PDF3点添付)

社内メールではスピード重視、社外メールでは信頼重視という意識で使い分けましょう。

NGな件名とその改善例

件名が不明確だと、相手がファイルを探す手間が増えます。

また、「添付漏れ」や「誤送信」に気づかれにくくなるリスクもあります。

次の表で、よくあるNG件名を改善してみましょう。

NG件名 改善後
資料をお送りします 【資料送付】企画書・参考資料2点(PDF添付)
打ち合わせの件 【会議資料送付】明日打ち合わせ用資料(ZIP添付)
見積書送付 【見積書送付】製品X 3パターン(PDF添付)

件名に「添付」「送付」などのキーワードを含めることで、後から検索しやすくなります。

自分が受信者だったらどう感じるかを意識して件名を決めると、自然に伝わるタイトルになります。

本文の正しい書き方とファイル説明のポイント

メール本文は、単に「ファイルを送りました」と書くだけでは不十分です。

相手がスムーズに内容を理解し、次の行動に移れるように構成することが大切です。

挨拶から添付説明までの自然な流れ

まずは挨拶と送信の目的を簡潔に伝えます。

その後、添付ファイルの数と内容を明記し、最後に確認依頼や締めの言葉でまとめましょう。

「誰に・何を・なぜ送るのか」が一読でわかる文章が理想です。

要素 具体的な内容
① 挨拶 いつもお世話になっております。
② 目的 ○○の件で、資料をお送りいたします。
③ 添付説明 以下の3点を添付いたしました。内容をご確認ください。
④ 締め ご不明な点がございましたらお知らせください。

上記を意識すると、自然で丁寧な流れになります。

社外向けはややフォーマルに、社内向けは簡潔にまとめるのがポイントです。

ファイルをリスト形式で説明するテンプレート

複数ファイルを添付する際は、リスト形式で内容を整理しましょう。

ファイル名・形式・概要をセットで書くと、相手が確認しやすくなります。

番号 ファイル名 概要
1 見積書_A.pdf 基本プラン(2ページ)
2 見積書_B.pdf オプション付きプラン(3ページ)
3 見積書_C.pdf 特別プラン(4ページ)

例文として、次のように書くとスムーズです。

フルバージョン例文:

件名:【資料送付】見積書3点(PDF添付)

株式会社XYZ様
営業部○○様

いつもお世話になっております。
株式会社ABCの△△です。

ご依頼いただきました見積書を、以下の3点添付いたしました。

1. 見積書_A.pdf(基本プラン)
2. 見積書_B.pdf(オプション付き)
3. 見積書_C.pdf(特別プラン)

内容をご確認の上、ご検討いただけますと幸いです。
ご不明点がございましたらお気軽にお知らせください。

何卒よろしくお願いいたします。
株式会社ABC △△

ファイル名を本文に記載しておくことで、添付漏れや確認漏れを防止できます。

確認依頼・締めの書き方で印象を良くするコツ

最後の一文で相手の印象が大きく変わります。

丁寧に依頼することで、返信率が上がり、やり取りがスムーズになります。

状況 締めの言葉例
通常の依頼 ご確認のほどよろしくお願いいたします。
至急対応をお願いしたい場合 お手数をおかけしますが、本日中にご確認いただけますと幸いです。
確認後に返信を求める場合 内容ご確認のうえ、ご返信をお願いいたします。

締めの文を状況に合わせて調整するだけで、印象が大きく変わります。

最後まで丁寧に書くことが、信頼されるメールへの近道です。

添付方法別のメール例文集

添付ファイルを送る方法は、状況やファイルの数によって最適な手段が異なります。

ここでは、直接添付・ZIP圧縮・クラウド共有の3つのケースに分けて、実務でそのまま使えるメール例文を紹介します。

ファイルを直接添付する場合の例文

ファイル数が2〜3点程度で容量が小さい場合は、直接添付が最もシンプルです。

ただし、ファイル名と内容を本文で明確にしておくことが重要です。

例文(社外向け)

件名:【見積書送付】製品A・B・C 3点(PDF添付)

株式会社XYZ様
営業部○○様

いつもお世話になっております。
株式会社ABCの△△でございます。

ご依頼いただきました製品A~Cに関する見積書を3点添付いたしました。

1. 見積書_製品A.pdf(基本プラン)
2. 見積書_製品B.pdf(標準プラン)
3. 見積書_製品C.pdf(拡張プラン)

内容をご確認の上、ご検討をお願いいたします。
ご不明点がございましたらお気軽にお知らせください。

何卒よろしくお願いいたします。

株式会社ABC △△

ポイント 説明
ファイル名 内容がすぐわかる命名(例:製品名+プラン名)
本文 ファイル数と概要を番号付きで説明
宛名 社外宛では会社名と部署名を必ず明記

ZIP圧縮して送る場合の例文

ファイルが多い場合や、容量が大きいときはZIP圧縮が有効です。

ファイルの整理がしやすく、送信エラーも防げます。

例文(ZIP添付・パスワード別送信)

件名:【資料一式送付】プロジェクト関連資料(ZIP添付)

株式会社DEF様
企画部□□様

お世話になっております。
株式会社ABCの△△です。

先日の打ち合わせ内容に基づき、以下の資料をZIPファイルにまとめて添付いたしました。

・議事録_20260121.pdf
・参考資料_市場分析.xlsx
・提案書_プランA.pptx
・進捗スケジュール.xlsx

解凍パスワードは、別メールにてお送りいたします。

ご確認のほどお願いいたします。

株式会社ABC △△

ポイント 説明
セキュリティ パスワードは別メールで送る
ファイルリスト 本文中にファイル名をすべて記載
宛先 ZIPを使用する場合は相手の受信環境に注意

クラウドリンクで共有する場合の例文

メール添付では容量オーバーになる場合、クラウドサービス(Google DriveやDropboxなど)を利用します。

本文中にリンクと有効期限、パスワードを明記しましょう。

例文(共有リンク送付)

件名:【大容量資料送付】企画書一式(共有リンク)

株式会社GHI様
開発部××様

平素よりお世話になっております。
株式会社ABCの△△でございます。

企画書および関連資料(全10点、約50MB)を以下のURLよりダウンロードください。

共有リンク:https://drive.google.com/xxxx
有効期限:2026年1月31日
ダウンロードパスワード:project2026

内容一覧:
・企画書_main.pdf
・付属資料1~9(xlsx/pptx)

ご確認のほどお願い申し上げます。
リンクが開かない場合はご連絡ください。

株式会社ABC △△

ポイント 説明
リンク情報 URL・有効期限・パスワードを必ず記載
セキュリティ アクセス権は「閲覧のみ」に設定
内容説明 本文にファイル一覧を簡潔に書く

添付方法を状況に合わせて使い分けることで、送信ミスや混乱を防げます。

目的と相手に合わせた送信方法を選ぶことが、ビジネスメールの質を高めるポイントです。

シーン別の複数添付メール例文

複数ファイルを送るシーンはさまざまです。

ここでは、代表的な3つのケース(見積書・会議資料・請求書)に分けて、実務でそのまま使えるメール例文を紹介します。

見積書・提案書を複数送る場合

見積書や提案書は、比較検討のために複数パターンを送ることが多いです。

ファイルごとの特徴を簡潔に説明すると、相手が理解しやすくなります。

例文(見積書3パターン送付)

件名:【見積依頼対応】製品Y見積書3種(PDF添付)

○○株式会社 購買部 ××様

いつも大変お世話になっております。
株式会社ABC営業部の△△です。

お問い合わせいただきました製品Yの見積書を、以下の3パターンで作成いたしました。

1. 見積書_Y_標準.pdf(価格:100万円、納期:2週間)
2. 見積書_Y_カスタム.pdf(価格:150万円、納期:3週間)
3. 見積書_Y_プレミアム.pdf(価格:200万円、納期:4週間)

詳細をご覧いただき、ご検討のほどお願いいたします。

ご不明点などございましたらご連絡ください。

敬具
株式会社ABC △△

ポイント 説明
内容の明確化 価格や納期など、判断に必要な情報を記載
添付数 「何点添付したか」を明記
本文のトーン フォーマルで誠実な印象を意識

会議資料をまとめて送る場合

社内外の打ち合わせでは、議事録やグラフ資料などをまとめて送るケースがあります。

会議の準備をスムーズにするため、日付とファイル内容を明記しましょう。

例文(会議資料一式送付)

件名:【次回会議】資料セット(ZIP添付)

□□課長
人事部

お疲れ様です。
企画部の△△です。

明日開催の定例会議資料をZIPにて添付いたします。
内容は以下の5点です。

・議題リスト.pdf
・前回議事録.pdf
・予算表.xlsx
・進捗グラフ.pptx
・提案資料.pdf

事前にご確認をお願いいたします。
ご質問があればご連絡ください。

△△

ポイント 説明
件名 「会議」「資料」「日付」を入れると分かりやすい
ファイル形式 すべて同じ拡張子にそろえると管理しやすい
文体 社内メールではシンプルな書き方でOK

請求書や報告書をまとめて送る場合

月次処理や取引先への送付で、複数月分を一度に送るケースもあります。

ファイル名に年月を入れて、管理しやすくしましょう。

例文(請求書複数月分送付)

件名:【請求書送付】2025年12月~2026年1月分(PDF2点)

△△税理士事務所 様

お世話になっております。
株式会社ABC経理部の□□です。

ご依頼の請求書2ヶ月分をお送りいたします。
添付ファイルをご確認ください。

・請求書_202512_ABC.pdf
・請求書_202601_ABC.pdf

振込期限は各月末となっております。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

□□

ポイント 説明
ファイル名 年月を入れることで整理が容易に
本文 期間・点数・対応内容を簡潔にまとめる
文末 取引先向けは敬意を忘れずに

どんなシーンでも、相手が一目で理解できる書き方を意識するのがコツです。

「何を・いくつ・どんな目的で」送ったかを明確に書くことで、信頼度が上がります。

複数ファイル添付で起こりやすいトラブルと対策

どんなに丁寧に送っても、添付メールでは思わぬトラブルが起こることがあります。

ここでは、よくあるミスとその防止策を整理しておきましょう。

添付漏れ・誤送信を防ぐチェックリスト

最も多いトラブルは「添付し忘れ」と「誤送信」です。

特に複数ファイルを扱うときは、注意していてもミスが起こりやすくなります。

次のチェックリストを使えば、送信前の確認がスムーズになります。

チェック項目 確認内容
① ファイル数 本文に記載した点数と実際の添付数が一致しているか
② ファイル名 誤字・重複・紛らわしい名前になっていないか
③ 宛先 送信相手を間違えていないか(特に「全員に返信」に注意)
④ 添付形式 受信側の環境で開ける形式かどうか
⑤ メール文面 添付内容・目的・依頼事項が明記されているか

メールソフトによっては、添付漏れを自動検知してくれる機能もあります。

件名や本文に「添付」「送付」などのキーワードを入れておくと、検知率が上がる場合があります。

送信前の1分チェックが、信頼を守る最も簡単な対策です。

パスワードやセキュリティ面の注意点

社外宛の添付メールでは、セキュリティにも気を配る必要があります。

特にZIPファイルを送る場合は、パスワード設定と送信方法に注意しましょう。

対策項目 推奨アクション
パスワード設定 ZIP圧縮時に設定し、別メールで送信
共有リンク 有効期限とアクセス制限を設定
社内規定 送信ルールを確認してから実施

また、ファイル名や本文に個人情報を含めない工夫も大切です。

「誰に見られても問題ない内容か」を常に意識しましょう。

再送・訂正メールの書き方例

もしミスが発生しても、早めに対応すれば信頼を取り戻せます。

再送や訂正のメールは、謝罪と正しいファイルの送付を明確に伝えるのがポイントです。

例文(添付漏れがあった場合)

件名:【再送】資料添付漏れのお詫びと再送

株式会社〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社ABCの△△です。

先ほどお送りしたメールにて、資料の添付漏れがございました。
大変申し訳ございません。

改めて、以下のファイルを添付してお送りします。

・提案資料_20260122.pdf

ご確認のほどお願いいたします。

今後このようなことがないよう、再発防止に努めます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社ABC △△

例文(誤送信に気づいた場合)

件名:【誤送信のご連絡】資料送付先の訂正について

株式会社〇〇様

平素よりお世話になっております。
株式会社ABCの△△です。

先ほどお送りしましたメールにおいて、誤った宛先に送信してしまいました。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

正しい資料を改めてお送りいたしますので、以下をご確認ください。

・正:議事録_20260122.pdf

・誤:議事録_20260120.pdf

お手数ですが、誤送信分は破棄をお願いいたします。

重ねてお詫び申し上げます。

株式会社ABC △△

ミスは誠実な対応で信頼回復が可能です。

再送時は「件名に【再送】を入れる」「原因説明を簡潔にする」ことを忘れずに。

まとめ:ビジネスメールで信頼される添付マナーを身につけよう

複数ファイルを添付するメールは、ただ送るだけではなく「相手への配慮」と「情報の整理力」が試される場面です。

この記事で紹介したマナーや例文を活用すれば、誰でもすぐに実践できる「伝わるメール」を作ることができます。

チェックポイント 意識すべきポイント
件名 内容・点数・形式を明記して一目でわかるように
本文 挨拶→目的→ファイル説明→締めの流れを意識
ファイル名 日付・内容・社名などを入れて整理しやすく
容量管理 25MBを超える場合はZIPやクラウドを活用
送信前確認 添付数・宛先・本文内容を最終チェック

こうした細やかな工夫が、相手の信頼を積み重ねる第一歩になります。

添付ファイルの扱い方ひとつで、あなたの印象や仕事のスピードが変わります。

毎日のメールを少し丁寧に見直すだけで、コミュニケーションの質は確実に上がります。

「正確・丁寧・わかりやすい」を意識して、信頼されるビジネスメールを目指しましょう。

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