OB訪問をLINEでするときの例文!依頼・日程調整・お礼まで

OB訪問の連絡といえばメールが定番でしたが、最近はLINEを使う学生も増えてきました。

ただし、LINEはカジュアルな分「失礼にならないか不安…」と感じる人も多いはずです。

そこでこの記事では、OB訪問をLINEで行う際のマナーや注意点をわかりやすく解説しつつ、依頼・日程調整・お礼の各場面で使える具体的な例文をまとめました。

フルバージョン例文と短文例文を両方掲載しているので、相手との関係性や状況に合わせて使い分けができます。

初めてのLINEでのOB訪問でも、このページを参考にすれば安心してメッセージを送れるはずです。

ぜひ例文を活用しながら、誠実で好印象なやり取りを実現してください。

OB訪問をLINEで行うのはアリ?【結論と前提】

まず最初に気になるのは「OB訪問をLINEでしても良いのか?」という点ですよね。

結論から言うと、相手の了承を得てマナーを守ればLINEでのOB訪問は問題ありません。

ただし、メールと違ってプライベート色が強いツールなので、注意すべき前提条件があります。

LINEでOB訪問は失礼にならない?

「LINEでの依頼は軽すぎて失礼では?」と感じる人も多いです。

実際のところ、社会人の先輩もLINEを使い慣れているので、相手がOKなら失礼にはなりません。

大切なのは“最初にLINEでのやり取りを希望しても良いか確認すること”です。

いきなりLINEを送るのではなく、最初はメールで連絡して「その後はLINEでも大丈夫でしょうか?」と伺うのがスマートですね。

連絡手段 向いている場面
メール 初めての依頼、正式なお願い
LINE 日程調整、軽いお礼、短い確認連絡

メールとLINEの使い分けの考え方

LINEとメールにはそれぞれ得意な場面があります。

依頼や初回連絡は必ずメールにしておくと安心です。

その後の日程調整や前日リマインドなど、短いやり取りはLINEを使うとスムーズです。

まるで「公式な招待状は郵送し、細かいやり取りは電話で済ます」ような感覚に近いですね。

このバランスを意識すれば、相手に不快感を与えることなく効率的にコミュニケーションが取れます。

OB訪問をLINEでするメリットとデメリット

ここでは、LINEを使ってOB訪問をする場合のメリットとデメリットを整理してみましょう。

「便利だけど、やり方を間違えると印象を落とすかも…」という両面を知っておくことが大切です。

LINEならではのメリット

まずはメリットから見ていきましょう。

LINEはチャット形式なので、相手との距離がぐっと縮まります。

まるで友達と予定を合わせるような気軽さで、日程調整がスムーズに進みます。

既読機能もあるので、送ったメッセージが相手に届いているかどうかが一目で分かるのも安心です。

また、メールに比べて堅苦しさがない分、自然体で会話できるのも魅力です。

LINEだから注意すべきデメリット

一方で、LINEはプライベート感が強いため注意が必要です。

スタンプや絵文字を多用すると軽く見られるリスクがあります。

また、長文を送ると読みづらくなるため、要点を絞って短くまとめるのが基本です。

送信時間にも配慮が必要で、夜遅くや休日に送ると相手の生活を邪魔してしまうこともあります。

つまり「簡潔・丁寧・時間帯を守る」がLINEでの三原則だと言えます。

メリット デメリット
返信が早くスムーズ 時間帯によっては迷惑になる
カジュアルで話しやすい 軽く見られる可能性がある
既読機能で確認できる 長文は読みにくい

OB訪問をLINEで依頼する方法と例文

ここでは、実際にOB訪問をお願いするときに使えるLINEメッセージの例文を紹介します。

「最初の一歩で失礼にならないか不安…」という人も多いですが、型を押さえてしまえば安心です。

依頼文は大きく分けて「フルバージョン」と「短文バージョン」の2種類を準備しておくと便利ですよ。

【フルバージョン例文】依頼メッセージの完全形

まずは丁寧に依頼したいときに使えるフルバージョンの例文です。

◯◯株式会社
◯◯様

初めてご連絡差し上げます。
◯◯大学◯年の(名前)と申します。

この度はOB訪問をお引き受けいただき、誠にありがとうございます。
御社や業界についてぜひお話を伺いたく、いくつか質問をさせていただきたいと思っております。

今後のご連絡についてですが、LINEでのやり取りは可能でしょうか。
もしご都合が悪ければ、メールなど別の手段でも大丈夫です。

お忙しい中恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。

(名前)
◯◯大学

フルバージョンでは「相手の都合を尊重する一文」を必ず入れるのがポイントです。

【短文例文】カジュアルに依頼する場合

相手が比較的親しい先輩の場合は、短めの文面でも大丈夫です。

◯◯さん
こんにちは、◯◯大学の(名前)です。
OB訪問をお願いしたく連絡しました。
今後の連絡はLINEでもよろしいでしょうか?
もし難しければメールでご対応いただければ幸いです。
よろしくお願いします!

ただし、カジュアルにしても敬語は必須です。

いくらLINEといえども、友達とのやり取りのようなラフさは避けましょう。

LINE IDや連絡先交換の方法と注意点

相手から「LINEでも大丈夫」と言われたら、次はアカウントの交換です。

方法はいくつかありますが、最も無難なのはLINE IDを伝えて追加してもらう方法です。

電話番号や友達追加URLを使う方法もありますが、個人情報の扱いには十分注意しましょう。

交換方法 特徴
LINE IDを伝える 最も一般的で安心
電話番号で追加 番号が相手に知られる
友達追加URL URLを送るだけで簡単

日程調整やリマインドをLINEで行う例文

OB訪問の承諾をいただいたら、次は日程の調整です。

LINEはやり取りがスピーディーなので、候補日を提示したり、前日にリマインドを送ったりするのに最適です。

ここでは具体的な例文を紹介します。

【例文】候補日を提示する日程調整メッセージ

まずは候補日をいくつか提示するパターンです。

◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学の(名前)です。

OB訪問について、以下の日程はいかがでしょうか。

・○月△日(曜日) △△時~
・○月□日(曜日) △△時~
・○月◇日(曜日) △△時~

上記以外でも、◯◯様のご都合に合わせますので、ご調整いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

候補日は必ず複数出すのがマナーです。

一択だけ提示すると「相手に合わせる気がない」と思われかねません。

【例文】前日のリマインドメッセージ

前日には軽くリマインドを送ると安心です。

これは「お互いに忘れないための優しさ」と捉えましょう。

◯◯様

お世話になっております。
明日○月△日 △△時からお時間をいただきありがとうございます。

改めてよろしくお願いいたします。

前日のリマインドは相手への配慮を示すサインです。

面接や打ち合わせでも「確認ありがとうございます」と好印象につながります。

【フルバージョン例文】日程確定から前日までの一連のやり取り

以下は、日程が決まってから前日リマインドまでをまとめたフルバージョンです。

◯◯様

お世話になっております。
◯◯大学の(名前)です。

この度は日程をご調整いただき、ありがとうございます。
○月△日(曜日) △△時より、オンラインにてお話を伺えることを楽しみにしております。

また前日には改めてご連絡差し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。


(前日)
◯◯様

お世話になっております。
明日○月△日 △△時より、OB訪問の機会をいただきありがとうございます。

当日は何卒よろしくお願いいたします。

このように「確定連絡」+「前日リマインド」の流れを押さえると、スムーズかつ誠実さが伝わります。

送信タイミング メッセージの内容
日程確定直後 日時と形式を再確認する
前日 翌日の訪問を改めて確認

OB訪問後に送るお礼LINEの例文

OB訪問が終わったら、できるだけ早くお礼を伝えることが大切です。

LINEならその日のうちに感謝の気持ちを伝えやすく、相手に良い印象を残せます。

ここでは、当日すぐ・翌日・フルバージョンの3パターンを紹介します。

【例文】訪問当日すぐに送るお礼メッセージ

訪問が終わった直後に送る場合は、短くても誠意が伝わるようにしましょう。

◯◯様

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
◯◯様のお話を伺い、大変参考になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

短くても「感謝」+「学び」+「今後のお願い」を入れると丁寧です。

【例文】翌日に改めて送るお礼メッセージ

当日忙しくて送れなかった場合は、翌日に改めて丁寧に送るのもアリです。

◯◯様

昨日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
特に◯◯のお話は印象に残り、進路を考える上でとても参考になりました。

今後の就職活動に活かしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

翌日送る場合は「昨日は〜」と日付を補足しておくと自然です。

【フルバージョン例文】訪問終了後の丁寧なお礼文

より丁寧にまとめたい場合は、以下のフルバージョンを参考にしてください。

◯◯様

本日はご多用の中、OB訪問の機会をいただき誠にありがとうございました。
◯◯様のお話を伺い、業界のリアルな一面を知ることができました。

また、◯◯様ご自身の経験談を聞かせていただき、
今後のキャリアを考える上で非常に参考になりました。

改めてお礼申し上げますとともに、引き続きご指導いただけますと幸いです。

このようにフルバージョンでは「感謝」→「学び」→「今後のお願い」という順番で整理すると、読みやすく誠実な印象を与えられます。

送信タイミング おすすめの内容
当日すぐ 感謝の言葉をシンプルに伝える
翌日 学びや印象に残ったことを具体的に述べる
フルバージョン 感謝+学び+今後のお願いを丁寧に整理する

LINEでOB訪問する際に守るべきマナー

最後に、LINEでOB訪問を行う際に気をつけたいマナーを確認しておきましょう。

細かい部分ですが、ここを意識できるかどうかで印象が大きく変わります。

スタンプ・絵文字は使わない方がいい?

LINEといえばスタンプや絵文字が特徴的ですが、OB訪問では控えるのが無難です。

特に、ビジネスに近い場面では「軽い学生だ」と見られるリスクがあります。

どうしても使いたい場合は「了解しました」のようなシンプルなスタンプを1つ送る程度にとどめましょう。

基本はテキストのみで完結させるのが安心です。

送信時間のマナー

LINEは24時間送れるからこそ、送信時間に気をつける必要があります。

夜遅くや早朝に送ると、通知で相手の生活を邪魔してしまうかもしれません。

送信するのは平日の9時〜20時が目安です。

どうしても遅い時間に送りたい場合は、翌朝に送る方が安心ですね。

同じ大学の先輩にも敬語は必要?

「同じ大学だから、少しくらい砕けても大丈夫?」と思うかもしれません。

しかし、OB訪問はあくまで社会人としての先輩に話を伺う場です。

馴れ馴れしい態度は逆効果になることもあります。

たとえ顔見知りであっても、最初は敬語でやり取りするのが基本です。

会話が進んで相手から「砕けても大丈夫」と言われた場合のみ、少しフランクにしていきましょう。

注意点 理由
スタンプを控える 軽く見られるリスクがあるため
送信時間に配慮 生活リズムを乱さないため
敬語を基本とする 礼儀を欠かないため

まとめ:LINEを活用したOB訪問で好印象を残そう

ここまで、OB訪問をLINEで行うときの依頼・日程調整・お礼の例文やマナーを紹介してきました。

最後に大切なポイントを整理しておきましょう。

まず、LINEでのやり取りは相手が許可してから始めるのが鉄則です。

依頼や初回の連絡はメール、そこから先はLINEで日程調整やお礼をするという流れが最も自然です。

LINEは便利だからこそ「簡潔・丁寧・配慮」が成功のカギになります。

また、今回紹介した例文は「フルバージョン」と「短文バージョン」を用意しています。

状況や相手との関係性に合わせて使い分けてください。

迷ったときは必ず丁寧なフルバージョンを選ぶと安心です。

場面 おすすめの連絡手段 ポイント
初回の依頼 メール 正式な依頼は必ずメールから
日程調整 LINE 候補日を複数提示して簡潔に
前日リマインド LINE 短く丁寧に確認する
お礼 LINE or メール その日のうちに感謝を伝える

OB訪問は、単に情報を得るだけでなく「先輩とのご縁をつなぐ場」でもあります。

最後まで誠実に対応すれば、必ず相手に好印象を残すことができます。

この記事の例文を参考にして、自信を持ってLINEでのOB訪問に挑戦してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました