家族や親戚が70代後半に差しかかると
耳にするようになる「喜寿」という言葉🎉
でも実際、喜寿って何歳のこと?
どうやってお祝いするの?
と、ちょっと戸惑ってしまうこともありますよね。
今回はそんな「喜寿」について、
わかりやすくご紹介します🌿
何歳が喜寿なのかから、
お祝いの仕方や気をつけたいマナー、
避けたいプレゼントまで、
一つずつ解説していきます。
喜寿とは?何歳のお祝い?
「喜寿(きじゅ)」とは、
日本の伝統的な長寿祝いのひとつです。
数え年で77歳のタイミングで
お祝いをするのが一般的とされています🎂
ただし最近は、「満年齢で祝う」ご家庭も多いため、
77歳の誕生日を迎える年に
お祝いするケースが増えています。
「喜寿」は「喜」の字の草書体が
七十七に見えることからつけられたといわれています。
長寿祝いは年齢によって呼び方が変わり、
喜寿はその中でも比較的早い段階のお祝いといえます。
名称 | 年齢 |
---|---|
還暦 | 60歳 |
古希 | 70歳 |
喜寿 | 77歳 |
傘寿 | 80歳 |
米寿 | 88歳 |
喜寿のお祝い、どうやってするの?
喜寿のお祝いは、
家族や親しい人が集まって
あたたかい時間を過ごすのが一般的です。
特別な形式があるわけではありませんが、
次のようなスタイルがよく選ばれています。
✔ 家族での食事会やお祝いディナー
✔ 写真撮影を兼ねた旅行プラン
✔ 子や孫からの手紙やメッセージ
✔ 紫色のちゃんちゃんこや小物を贈る
特に紫は、喜寿のテーマカラーともいわれ、
気品や長寿の象徴とされています。
かしこまらず、
本人が喜ぶ形でのお祝いが一番ですね🌷
プレゼントでNGなものってある?
せっかくのお祝いだからこそ、
失礼のないプレゼント選びは大切ですよね。
とはいえ、堅苦しく考えすぎなくても大丈夫🌿
避けたほうがよいとされるものを
事前にチェックしておけば安心です。
年齢を重ねた方への贈り物では、
「不吉な連想を避ける」のが基本とされています。
たとえば、次のようなものは
控えるのが無難です。
✔ 白いハンカチ(お別れの印とされることも)
✔ 老眼鏡や杖(年齢を強調してしまう可能性)
✔ 殺生を連想させる生もの(魚・肉など)
✔ 忌み言葉が入ったメッセージ
相手が気にしないタイプであれば問題ないこともありますが、
年配の方ほど気にかけてくださる方が多いため、
あらかじめ知っておくと安心ですね。
喜ばれるプレゼント例
では、どんなものが喜ばれるのでしょうか?
相手の趣味や日常に寄り添った贈り物が、
やはり一番です。
✔ 名前入りの湯呑みや扇子
✔ 写真入りのフォトフレーム
✔ メッセージ付きの和菓子ギフト
✔ 紫系のストールや日傘
✔ お孫さんとの記念撮影ブック
モノではなく、
「一緒に過ごす時間」をプレゼントにするのも
とても素敵な選択です📷
お祝いの気持ちがしっかり伝わるよう、
丁寧なメッセージや手紙を添えるのもおすすめです。
あとがき
「喜寿」は人生の節目となる
大切なタイミングです。
形式ばらず、あたたかい心遣いを込めて、
相手が笑顔になるようなお祝いができると素敵ですね。
相手の性格やライフスタイルに合わせて、
無理なく、思いやりのある形で祝うことが
いちばんの贈り物になるはずです🎁
これから喜寿のお祝いを予定されている方の
参考になれば嬉しいです。
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